12月25日(土)放送:『サンタクロースからの手紙(代読)』

『サンタクロースからの手紙(代読)』

クリスマスの朝です。あなたのところにはサンタクロースは来ましたか? ほしかったものが届いた!という人もいれば、サンタなんてもう何十年も来ていないよ、という人もいるかもしれません。

私ですか? 私には、サンタが来たことはありません。なぜって、私がサンタクロースだからです。今ラジオでこれを読んでいる人は違いますよ。サンタ本人の代わりに手紙を読み上げてもらっているんです。それはともかく、サンタがクリスマスにプレゼントをもらうことはありません。自分がプレゼントをもらいたいなんて、これっぽっちも思ったことないんですよ。まあ、ほんの一瞬、ちらっと思ったことはあるかもしれないけど、でも本当に、いいんです。

なんでかっていうと、プレゼントの醍醐味は、あ、醍醐味っていうのは、一番楽しい部分、という意味なんですが、それは、なんといっても「あげる」ことだからです。今はもらうのが楽しみな人も、いつかきっとわかるはずです。だから今日は、今すぐできる最高のプレゼントのあげかたを、皆さんに教えます。

最高のプレゼント、その一。自分が持っているものをあげる。
まずは、何をあげるかです。新しく用意してもいいんですが、自分がいま持っているものの中で、相手にあげられるものを探してみてください。たとえば、自分の人生を変えた本。外国で見つけたきれいなポストカード。お気に入りのコーヒー豆のストック。いらないものをあげるのはだめですよ。自分が本当に好きなものとか、大切なものをあげるのがいいです。

最高のプレゼント、その二。知らない人にあげる。
みんな、プレゼントって好きな人とか、仲のいい人にあげるものだと思ってるでしょ? でもね、実は一番わくわくするのは、よく知らない人にあげることなんです。たとえば、道路工事の現場のおじさんに、お花を贈る。おでん屋さんで、あとから来たお客さんのために、自分の好きなおでんの具を頼んでおく。もらう人にとって、うれしいびっくりを計画しましょう。あげる時は、メリークリスマスって言うといいですよ。

最高のプレゼント、その三。リボンをかける。
最近は、箱とか包み紙を使うのは地球に優しくないからやめましょう、ってよく言いますよね。それもいいとは思いますが、きれいなリボンをかけた箱って、それだけでワクワクするでしょう? せめてリボンでもかけてもらえると、プレゼントだって「ああ自分はプレゼントなんだ」って、プレゼントらしい気持ちになれるんです。リボンがないなら、リボンの絵を描いてもいいですよ。たとえ飴ちゃん一個でも、包み紙にリボンの絵を描いて渡してみてください。きっと相手は笑顔になってくれると思います。

いかがでしたか? 今なら、まだ間に合います。最高のプレゼントその一、その二、その三をヒントに、あなたもサンタになってみてくださいね。

Ho Ho Ho!(ホーホーホー!)

以上、サンタクロースからの手紙を代読させていただきました。


聴き直し

当日の放送は以下You Tubeまたはradkoタイムフリーから聴くことができます。

スタジオ生出演でサンタからの手紙を代読してくれたのは「静岡の水」特集でも出演してくれたSPAC-静岡県舞台芸術センターの俳優・小長谷勝彦さん。『大谷崩の話』『神様たちの宴会』『静岡の水をめぐるラジオツアー』と、どこかミステリアスで味わいある語り口を覚えている方も多いのではないでしょうか。

今回はサンタクロースから、静岡でラジオを聴いている子どもたちへのメッセージをお届けしました。最高のプレゼントその二については、郵便屋さんや宅急便のドライバーさん、コンビニやスーパーの店員さんなど、いつも顔を合わせているけど実はよく知らない人に渡すのもよさそうです。『おでんの伝言』もちらっと登場しています!

三つのうち出来るものからでいいので、子どもたちだけでなく、大人のひとも、ぜひやってみてください。メリークリスマス!

上演して(やって)みたよ! で、どうすればいいの?

きょうの演劇では「こんなふうにやってみたよ!」という体験談や、感想を募集しています。ラジオネームと、やってみた人は写真を添えてTwitterInstagramで投稿してください。

SNSに投稿する際はハッシュタグ「#きょうの演劇」を添えてください。「きょうの」はひらがな、「演劇」は漢字です。メール kyonoengeki☆gmail.com(☆を@に変えてください)またはフォーム でも受け付けています。

お送りいただいた体験談は、ラジオまたは『きょうの演劇』公式ウェブサイトまたはSNSで紹介させていただきます。

次回予告

次回は年明け1月8日(土)です。今年一年、『きょうの演劇』を聴いてくださって、どうもありがとうございました。どうぞよいお年を!

 

特集

ディレクターがつづる「場所日記」

お問い合わせについて

『きょうの演劇』に関するお問合せは
こちらのフォームからどうぞ。
Click here to contact us!