プロジェクトメンバー変更のお知らせ

きょうの演劇は、2022年5月から新体制で動き始めます。
このプロジェクトを立ち上げた劇作家の石神夏希さん(2021年度ディレクター)からのコメントとともに、今年度のプロジェクトメンバーをお知らせします。

■ 2022年度プロジェクトメンバー ■

ディレクター 井上泉
ドラマトゥルク 柚木康裕
プロジェクトマネジメント 下田寛典
制作 菅沼新太
広報 冨田和政
アシスタントチーム統括 草野冴月
映像 下島比都美・中島響


■ 2021年度ディレクター 石神夏希さんより ■

まちは劇場の新プロジェクトを立ち上げるため、静岡に来たのが2020年。リサーチ・企画から数えれば約2年、試行錯誤しながら形にしてきた『きょうの演劇』プロジェクトを離れることにしました。
理由は、自分なりに一年間走りきった!(毎週放送…!)と思うと同時に、自分がバトンを持ったまま又一年走っても、そんなに遠くまで行けない気がしたこと。私の一番の願いは「自分が想像もしていなかった景色を見ること」です。そこで思い切って、バトンを次の走者に託すことにしました。
新体制では、この一年間、全プロセスを一緒に走ってくれた井上泉さん(シズオカオーケストラ)と柚木康裕さん(オフィススノド)に、それぞれディレクターとドラマトゥルクという、核となる役割を担っていただきます。
そして昨年からの頼れる仲間たちに、楽しい新メンバーたちが加わって、考えうるかぎり最高のチーム! きっと『きょうの演劇』をもっと自由に羽ばたかせてくれると思います。
2021年度に「ひみつのあそび」づくりに関わってくれた静岡のまちの皆さん、応援してくれたリスナーの皆さん、本当にありがとうございました。「聴いてるよ」と言っていただくたび、ワーッと飛び上がるほど嬉しかったです。
どうぞ新『きょうの演劇』にご期待ください! 私もラジオの前で、わくわくしながら耳を澄ませています。

石神夏希


■ 2022年度ディレクター 井上泉より ■

これまで石神さん・柚木さんとともに静岡のまちを見つめた時間はとても貴重な経験だったし、その石神さんや静岡の人たちが書いた戯曲を通じて出会いなおす日常はとても愛おしく、豊かでした。
何気ない日常や“誰かにとっての普通“の中に在るおもしろさに気づくこと。まちの何かを変えるのではなく、そこにいる自分の視点をちょっとだけ変えてみること。自分も他人もまちも大切に思えること。そこに繋がるささやかな仕掛けを、このプロジェクトの主役である静岡のみなさんと一緒に企んでいきたいと思います!引き継いだ大切なバトンをしっかり握って。
そして改めて、このプロジェクトを静岡で立ち上げてくださった石神夏希さんに心から感謝いたします。

井上泉


■ 2022年度ドラマトゥルク 柚木康裕より ■

これまで静岡で文化芸術事業に関わり続けながら、これを起点にしたさまざまな交流を活発にするにはさらに何が必要かと考えてきました。そうしたなかで昨年、「きょうの演劇」ディレクターの石神さんから声を掛けて頂き、参加を即決。それは石神さんがこの地域にこれまでとは違う文化芸術の関わり方を生み出してくれると予感したからです。そして一年間関わるなかでそれは確信に変わりました。一緒にさまざまな地域に出かけては、知らない静岡にたくさん出会いました。私は何十年もここに住み続けているのに。です。石神さんには多くを学ばせて頂きましたが、今年度からは新ディレクター井上泉さんとタッグを組んで、私たちがその役割を担わなければいけません。大切なものは日常にいくらでも潜んでいる。この当たり前をはっきりと気づかせてくれた石神さんへの感謝を胸に、静岡のみなさんと一緒にこの当たり前を豊かに実らせていければと思います。

柚木康裕


#ひみつのあそび #きょうの演劇 #まちは劇場

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